アオイユウのラノべ活動

ライトノベルの感想や自分の作品の告知を書いていく。

さくら荘のペットな彼女の感想

今年の11月も終盤へと来ましたね。どうも皆さまアオイユウです。

今回紹介する本は鴨志田一先生の作品「さくら荘のペットな彼女」です。

 

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《あらすじ》

俺の住む寮『さくら荘』は、学園の変人たちの集まり。そんな寮に転校早々入ってきた椎名ましろは、可愛くて清楚で、しかも世界的に有名な天才画家だという。天才美少女を寮の変人たちから守らねば!と意気込む俺だったが、入寮翌日恐るべき事実が発覚する。ましろは、外に出れば必ず道に迷い、部屋はめちゃくちゃ、ぱんつすら自分で選べないし、穿けない、生活破綻少女だったのだ!そんなましろの“飼い主”に任命された俺。って、服とか俺が着替えさせるの!?これでも俺、健全な男子高校生なんですけど!?変態と天才と凡人が織りなす、青春学園ブコメディ登場。

 

 《ストーリー》

この話は、主人公の神田空太が高校1年の夏に学生寮で猫を飼っていたことが発覚して校長に呼び出され、猫を捨てるかさくら荘に移るかの選択を迫られた。大の猫好きで権威に逆らってみたかった空太は猫を取って寮を追い出され、悪名高い「さくら荘」へ移ることとなった。やがて春になり、水高に編入してきた世界的天才画家の椎名ましろがさくら荘へ入ってくるが、彼女の常識の無さに空太は振り回されていく。

 

さくら荘のペットな彼女1巻を読んで、才能がある人と才能がない人の差が良く描かれています。自分が好きな通りに書いて評価される天才に対して、他人から見ても努力してるが評価されない凡人。その二人がさくら荘と言う場所で、出会う。天才に巻き込まれていくようになった凡人は自身とプライドが傷つく。でも天才が隣にいるからこそ、そこに並んで立って見たいと思えるのでしょう。

でも現実は、そう簡単にはいかない。どんどん離されていくことによって凡人はだんだん嫉妬心を抑えきれなくなる。

凡人——空田の弱さが、鴨志田一先生の手によって描かれてます。

 

イラストは、溝口ケージ先生による可愛く描かれています。

 

以上でさくら荘のペットな彼女1巻の感想、あらすじです。